【観劇メモ】星歌オムニバスひとりしばい公演 「正夢」
【ネタバレ分離】 星歌オムニバスひとりしばい公演「正夢」の観劇メモです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 星歌オムニバスひとりしばい公演 |
回 | 星歌オムニバスひとりしばい公演 |
題 | 正夢 |
脚本 | オノマリコ(趣向)、櫻井智也(MCR)、柴幸男(ままごと)、鈴江俊郎、保坂萌(ムシラセ) |
演出 | 星歌 |
日時場所 | 2024/03/28(木)~2024/03/31(日) 北池袋新生館シアター(東京都) |
団体の紹介
団体の紹介が見当たりませんでした。
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
総勢5名の作家さまが星歌に10〜15分の新作脚本を書き下ろし、それをオムニバス形式で上演します!
■あらすじ
ー 19才 ー
作:オノマリコ
19才になった。ハタチはまだきてない。家の契約も携帯電話の契約も一人でできるけど、酒もタバコもやってはいけない。パチンコはできるけど競馬はできない。
夜のお店で働いてもいい。結婚もしていいらしい。だけどまだ大人と言われるには抵抗がありすぎる。ー je t’aime ★ je t’aime ー
作:櫻井智也
大好きだったあなた、きちんと悲惨な時間を過ごしていますか?
魔が差して、あいつが不幸である事を確認しないと眠れなくなった夜。
電気代がかかる割に足しか暖まらないヒーターをそそのかしながら、叶わない夢なんて見たくないので結果的に呪詛を撒き散らしてしまう私の手にあるロリポップキャンディーが溶けるまでのお話。ー ほしのうたはとどかない ー
作:柴幸男
夜。その人間はひとり部屋の中にいた。アンテナを真っ暗な宇宙に向け、遠くの波を掴もうしていた。ノイズ混じりに聞こえるかすかな音。その音は遥か遠く、星の間を旅してきた。その人間は一枚の手紙に言葉をしるした。言葉は光に変化して、彼方の相方に向けて飛び立った。
点々と光る星たちだけがそれを見ていた。ー 私は、恋をした。ー
作:鈴江俊郎
女子が自室で神と対話している。神は実際的な相談相手であり、かつ全能の存在らしい。
深夜。翌日が勝負なのだ。神がおりてくる人形を相手に七転八倒。なのに、無言の神。返事がないとは何事だ。行動計画は壮大で、人が聞いたら警察に連絡したくなる代物だ。
この勢いで彼女はもっと黒いなにか大切なものに到達するのかもしれない。ー きょうのハガキは ー
作:保坂萌
今日もあたしのハガキは読まれない。
だってポストに入れてないから。
ラジオからは笑い声が響いている。
面白いことが思いつかない。
読まれたら貰えるステッカーがほしいのに!
もう時間がない。
世界はそろそろ終わりそうだし
お母さんは溶けてきた。
ああ、神さま
面白いことを思いつかせてください。
ゾンビはそのままでいいから。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2024年03月29日 14時00分〜 |
上演時間 | 120分(途中休憩なし) |
観た直後のtweet
星歌 オムニバスひとりしばい公演「正夢」120分休無
発表と上演時間が異なるので注意。5人の作家の短編。5本一人芝居。いや~面白かった!脚本が錚々たる面々で不思議空間にしっかりと迷わせてくれて、そこに付いたシュールな演出が見事。終盤ちょい長さ感じたけど迫力に押され。超オススメ! pic.twitter.com/TVXWxTLCt3— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) March 29, 2024
満足度
(5/5点満点)