【観劇メモ】劇団横濱にゅうくりあ「マリア・ルーズ号の夏」
【ネタバレ分離】 劇団横濱にゅうくりあ「マリア・ルーズ号の夏」の観劇メモです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 劇団横濱にゅうくりあ |
回 | TAK in KAAT 劇団横濱にゅうくりあ創立40周年記念公演 |
題 | マリア・ルーズ号の夏 |
脚本 | 泉⾕渉 |
演出 | 泉⾕渉 |
日時場所 | 2024/08/10(土)~2024/08/11(日) KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
それは「いつまでも青春」「どこまでも熱風」という合言葉から始まった
1984年9月のことである。紅葉坂にあるキリスト教会の地下で、まことにまことに小さな芝居が立ち上がった。
メンバーは聖光学院の卒業生とその教会の青年会の人たちであり、演劇経験のあるものは殆どいなかった。それ故に、やりたい放題し放題の芝居を未熟をも顧みず、打ったのである。
その時にあったことはただひとつ。自分たちのアイデンティティ、つまりは存在意義の確認であった。何かを表現することで自分たちの立っているところ、そしてどこに向かって行くのかを証明するしかなかったのだ。
公演が終わり、誰いうともなく芝居はさあ、青春のやり直しだよね、という思いがあり、またこの熱情がずっとずっと続いたらいいよね、という声もあった。劇団横浜にゅうくりあの旗上げとともに合言葉ともいうべき「いつまでも青春!どこまでも熱風!」というキャッチコピーが決まった瞬間である。
そして自分たちの芝居の差別化要因として、ヨコハマをテーマ、イメージ、舞台とする「ヨコハマオリジナルシアター」という路線が固まった。
思い出の作品タイトルを少し列挙すれば、「山下町で会いましょう」「晴れた日にイソゴが見える」「ヨコハマゴールドラッシュ」「伊勢佐木町ブルース」「保土ヶ谷エクスプレス」などがあり、かなりのヒット作になった。
それにしても、38年前の教会の地下でスタートした活動は演劇66本、映画4本を展開するまでになるとは夢にも思わなかったのである。
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
1872年7月9日、清(中国)のマカオからペルーに向かっていたペルー船籍のマリア・ルーズ号が、悪天候から帆柱を破損、横浜港に緊急入港した。
同船には清国人の苦力(奴隷)231名が乗船していた。
ここから、時の神奈川県令 大江卓の戦いが始まる。
これは、人道主義、自由・平等を貫いたひとりの日本人の挑戦の物語である。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2024年08月10日 17時30分〜 |
上演時間 | 120分(途中休憩なし) |
価格 | 2000円 全席自由 |
観た直後のtweet
劇団横濱にゅうくりあ「マリア・ルーズ号の夏」120分休無
横浜の劇団。40周年公演。名前は知ってたけど団体初見。横浜の歴史1872年のマリア・ルス号事件と大江卓を描いた作品。全編が独白的だし、転換にスピードは欲しいけど。力強いテーマ、横浜の歴史が私好み。直球で描いてて面白かった。オススメ! pic.twitter.com/LHQ1gL4ZyX— てっくぱぱ (@from_techpapa) August 10, 2024
満足度
(4/5点満点)