【観劇メモ】東京演劇アンサンブル「白い輪、あるいは祈り」

#東京演劇アンサンブル

【ネタバレ分離】 東京演劇アンサンブル「白い輪、あるいは祈り」の観劇メモです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名東京演劇アンサンブル
東京演劇アンサンブル創立70年記念公演Ⅲ
白い輪、あるいは祈り
脚本鄭義信
演出鄭義信
日時場所2025/03/19(水)~2025/03/23(日)
俳優座劇場(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

東京演劇アンサンブルは、故・広渡常敏と故・入江洋佑の強い意志によって、1954年創設されました。社会変革は個々人の心のなかに変革が起こることによって進むと確信し、演劇によってそれを実現しようとしてきました。演じる側も同様で、「集団のなかでこそ人間が変化する可能性がある」として劇団制を貫き、ブレヒト等社会派の作品に取り組みながら、共に育ち力をつけてきました。現代社会の矛盾を突き、マイノリティに寄り添いながら社会に一石を投じる演劇を作り、それが人の心を揺り動かすことこそが、わたしたちが演劇活動を続ける理由になります。創作・書下ろしも加えつつ、世界で何が起き、何をみつめているのかに敏感に、翻訳劇を中心に新作を作りつづけています。また1967年以降、子どもたちの文化芸術体験の充実を図るため、義務教育外にあってフォローされていない高校生のための演劇鑑賞に情熱を注いでいます。

2019年7月より、「ブレヒトの芝居小屋」から埼玉県新座市の新しい稽古場「野火止RAUM」に居を移しました。時を同じくして代表だった入江洋佑も亡くなり、劇団は新体制に入りました。学校公演を主な財政ベースにしつつ、「野火止RAUM」で若い俳優たちを中心に新機軸を打ち出していく。この5年間は、新稽古場をいかに人の集まる場にできるか、地域と結びついたイベントづくりなども含めて、拠点づくりが大きな仕事となります。研究者や市民運動と連携しながら、文化の交差する場として、東京のベッドタウン新座に新しい「座」を創ることを目指しています。

東京演劇アンサンブル

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

とある国の物語。
内乱により、時の権力者である領主の首がはねられた。領主夫人は、反乱軍の手から逃れるべく、生まれたばかりの我が子のことも顧みず、領主の息子であるミヘルを宮廷に置き去りにしていった。宮殿の召使いグルシェは赤ん坊のミヘルを見殺しにすることができずについ一緒に逃げ出してしまう。
領主の子どもミヘルの命を狙う兵士に追われつつも、氷河を越えて辺境の村へ逃げ、苦難の末に自分の子として育てていく決意をする。
やがて内乱が終わり、恋人の兵士シモンがグルシェのもとに戻るのだが、こどもがいることを知り、グルシェが待つことができずに結婚してしまったと誤解して去ってしまう。
戦争が終わったことで、逃げていた領主夫人も子どもを連れ戻しにやって来た。元の地位を得るためには世継ぎの息子が必要なのだ。
領主夫人は、ミヘルを自らの子どもだと主張したため、その真実は裁判にゆだねられることになる。
この裁判を裁くのは、混乱の最中に秩序なき時代の裁判官に収まっていたアツダクであった。
産みの親と育ての親、どちらが真実の母親か、
酔っ払い裁判官のアツダクの法廷が開かれることとなる。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2025年03月21日
19時00分〜
上演時間160分(途中休憩を含む 10)
価格4300円 全席自由

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

舞台#東京演劇アンサンブル