<観劇レポート>三栄町LIVE×fukui 劇「まどうペン~さよなら私のいびつな純情~」
【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 三栄町LIVE「まどうペン~さよなら私のいびつな純情~」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 三栄町LIVE×fukui 劇 |
回 | 三栄町LIVE×fukui 劇 Vol.11 |
題 | まどうペン~さよなら私のいびつな純情~ |
脚本 | 福井しゅんや |
演出 | 福井しゅんや |
日時場所 | 2022/04/27(水)~2022/05/08(日) 三栄町LIVESTAGE(東京都) |
団体の紹介
特に記載がありませんでしたが、三栄町LIVEとfukui劇とのコラボ公演のようです。
過去の観劇
- 2022年07月23日 三栄町LIVE×fukui 劇 「うねるペン2022」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
人気少女漫画家の林まや香は、担当の萩生リンジへの恋に悩んでおり、絶賛スランプ中。 連載中の「ハイスクール・ハイ!」はリンジのゴリ押しでスタートした王道学園モノでありまや香は気乗りしない。アシスタントの日夏(ひなつ)に励まされ、今日もしぶしぶペンをにぎるまや香。そんな状況を知ってか知らずか、リンジは助っ人として叔父の宇治野モモカズを連れてくる。彼は大昔、少年誌で連載を持ったこともあるが、現在は開店休業中の身。
渦中の「ハイスクール・ハイ!」はモモカズ達のアシストにより、怒涛の展開を迎えることに...!3年前に話題をさらった「うねペン」が、待望(?)の続編!晴れてアシスタントから漫画家となったまや香が、まどってまよって大慌て!
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2022年5月5日 13時00分〜 |
上演時間 | 95分(途中休憩なし) |
チーム | オレンジ |
価格 | 3500円 全席自由 |
チケット購入方法
公演ページからのリンクで、予約しました。
当日受付で、現金で料金を支払いました。
客層・客席の様子
男女比は5:5くらい。様々な年代の客がいました。
観劇初心者の方へ
観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。
・コメディ
・笑える
観た直後のtweet
三栄町LIVE×fukui 劇「まどうペン~さよなら私のいびつな純情~」95分休無
描けない漫画家が、自分の漫画の世界に迷い込んでいくお話。面白かった。結局はラブコメ、かな?キャラの立ち方と小さなパロディ・ナンセンスの重ね方、突っ走り具合がいい。細かく笑って腹筋が痛い。ハッピーな1本。オススメ! pic.twitter.com/54alLCFyqs— てっくぱぱ (@from_techpapa) May 4, 2022
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
ストーリーは、事前記載のおとり。スランプに陥った漫画家が、自らの作品を代わりの人に描かせたら、ストーリーがあらぬ方向に進んでひっちゃかめっちゃかに。最初は、漫画家の世界と、漫画の中の世界を別々に描きつつ、後半では両者の区別があいまいに、どこかシンクロしていく物語。
前作の続編、のようだが、単独作品としても特に気にせず楽しめる。分類としては「ラブコメ」になるのかな。少女漫画…途中からは少年漫画…の、デフォルメされた世界観の人物と、漫画家の世界観が交互展開するも、両者の切り替えが、演劇として鮮やかで面白い。ど真ん中に娯楽作品で、ストーリーに感想らしきものは、あままりうまれないものの、緻密に虚構を構築された感覚で楽しめた。
fukui劇の作品、福井しゅんやの作品は、二作目。前回の「母孵ル、」とは少し作風が違うし、呼んでいる客層も違いそうだけれど、前回も感じた、コミカルながらも脚本の歯切れの良さはそのまま。印象に残っているのは、堂々本が先生を呼ぶときには必ず「先公」と呼ぶ事。先公って出てくるたびに、なんだかクスクスと笑い続けてしまう。
役者さん。漫画の世界のキャラクターがいい。途中までヒロインの、花江藍。恋愛対決の花岡翔太と椎名孝介。恋愛の間に割って入る芝崎春奈が印象的だった。