<観劇レポート>早稲田大学演劇研究会「否」

#芝居,#早稲田大学演劇研究会

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 早稲田大学演劇研究会「否」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名早稲田大学演劇研究会
脚本佐久間喜望
演出佐久間喜望
日時場所2022/10/27(木)~2022/10/30(日)
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

1920年、創立。
この100年間で、名前を変えて、場所を代えて、
そして大勢の人間を替えながらも、多くを受け継ぐ。
そのうえで、捨て去れたら。

活動拠点は、大隈講堂裏に建つ「劇研アトリエ」。
入会希望者は、「新人訓練」を受けたのち、
「新人試演会」を経て、正式な会員となります。
入会後は、原則として平等な公演企画の権利が付与され、アトリエの使用権を会員同士で競り合います。

また、「アンサンブル」と名付けられた派閥制度により、アトリエの使用はさらに円滑なものとなります。

早稲田大学演劇研究会

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

──これも、私だ。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2022年10月28日
14時00分〜
上演時間70分(途中休憩なし)
価格無料・カンパ制 全席自由

チケット購入方法

劇団ページからのリンクで、CoRichのページから予約しました。
当日受付で名前を告げて入場しました。
封筒が渡されるので、自由な金額をカンパ金として渡します。

客層・客席の様子

男女比は5:5。学生が殆どでした。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・シリアス
・シンプル

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

没個性、白黒な服を着た人々。男と付き合っている女。でも、いつか必要とされなくなるんじゃないか・・・という不安。自分はここにいていいのか?という不安。そんな不安を、どこか第三者の目線から語る。群舞のようなダンスや動きも盛り込みながら語られる物語・・・のような気がするが。正直なところ、ストーリーを理解できなかった。細かく繰り返されるシーン。しかも、過去のシーンとちょっとずつ変化して、何かを示しているのだろうな、とは思うのだけれど、正直なところ、あまり上手くすくい取ることが出来なかった。

ストーリーが分からないので、感覚的に受けた印象で語ると・・・「私はここにいていいのか?」という問いに対して、どこか社会的な目線、強い自意識の視点から語って、かつ、悩んでいるように見える。その意味で、作者自身の物語、作者自身の視点の社会的な昇華・・・という事なのだろうけれど。その解釈が正しいとすると、ちょっと表現としてナルシスティック過ぎじゃないかなぁ、という気もする。分かり易く語れ・・・とまでは言わないけれど、伝わるように語って欲しいかなぁ・・・という気もする。

没個性な色の衣装だけど、やっはり役者さんは皆上手いなぁ。演出上、仕方ないとはいえ、白黒の衣装なのはちょっと残念。