<観劇レポート>劇団スクランブル「Please just a minute」
【ネタバレ分離】 劇団スクランブル「Please just a minute」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 劇団スクランブル |
題 | Please just a minute |
脚本 | 坪井俊樹 |
演出 | 坪井俊樹 |
日時場所 | 2023/04/27(木)~2023/04/30(日) スタジオ「HIKARI」(神奈川県) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
劇団スクランブル
2008年3月旗揚げ。それ以降、主に神奈川、東京を中心に年2〜3回とコンスタントに上演中。
軽妙な会話と陽気なキャラが織りなす洒落たコメディを!
そしてお客様に『最高の暇つぶし』を!!
過去の観劇
- 2024年06月01日 【観劇メモ】劇団スクランブル 「service day」
- 2022年10月10日 劇団スクランブル「How to stop falling in love」
- 2021年04月19日 劇団スクランブル「Let’s split」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
銀河聖王歴20538年
ネオアース。
緑豊かなこの惑星は、
隣の惑星アズドガルドと休戦中だが、
一触即発の緊張状態にあった。そんなネオアースに1基の脱出船が不時着した。
急遽その場に王国戦士達が駆け付けると、
傷つき、記憶を失った1人の可憐な少女が乗っていた。
すぐさま少女は王国へ連れられ、
聖王の庇護の元、療養しつつ戦士達や国民達と平穏な日々を過ごしていたが...、突如惑星アズドガルドから攻撃が開始された。
武器を取り立ち向かおうとする戦士達。しかし記憶を失くした少女が発した言葉は、
「今すぐこの星を捨てて逃げてください!!!
恐らく、アズドガルドが密かに開発していた、
惑星破壊兵器ジェノサイドピースが完成したんです!!!」.........。
混乱する戦士達をよそに無慈悲にも、
ネオアースへ侵略してくるアズドガルド。果たして、
少女の正体は? ネオアースの運命は?
戦士達の誇りと運命と愛をかけた、
最後の戦いが、今、始まる!!!!!以上のようなストーリーのお芝居を作る
人達の、誇りと運命と愛をかけた、
稽古場でのお話。「もうすぐ本番なんだけど?」
「あと1週間くれないか」
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年04月28日 19時30分〜 |
上演時間 | 95分(途中休憩なし) |
価格 | 3500円 全席自由 |
観た直後のtweet
劇団スクランブル「Please just a minute」95分休無
舞台稽古を舞台にしたシチュエーションコメディ。面白かった!クスクス笑い誘うのが作風の劇団だけど今回は爆笑多かったな。最初スロースタートで正直心配したけど、後半に向けて加速度的に回収して面白く。役の人物の、解像度が高し。超オススメ。 pic.twitter.com/0ghnrKMRXr— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) April 28, 2023
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
※文章書くのが不調で、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。後々振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。
面白いシチュエーションコメディを安定して上演している、劇団スクランブル。今回も面白い。スター・ウォーズのパロディを舞台化している・・・稽古場での話。演出家や主演女優のワガママで、遅々として進まない稽古のドタバタを描く。
ど真ん中にコメディなので、いつもの通り「面白かった」っていう言葉以外あまり出て来ないのだが。前半、割と展開がゆっくりでちょっと心配になったものの、主演女優や大御所俳優の登場で加速度的に面白くなっていく。劇中のセリフに、ショウ・マスト・ゴー・オン、じゃない・・・まだ幕が開くかも分からない、みたいなセリフがあったけれど、三谷幸喜の「ショウ・マスト・ゴー・オン」を意識して作られているのかなぁ、なんて事を思う。当日パンフには、稽古している公演のチラシも折り込まれている。
大御所だけど、セリフがなかなか頭に入らない俳優役の、中山朋文、スマホを離して見たりと、どこか「老い」に抗っている演技が生々しくて、印象に残る。