<観劇レポート>アナログスイッチ「信長の野暮」
【ネタバレ分離】 アナログスイッチ「信長の野暮」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | アナログスイッチ |
題 | 信長の野暮 |
脚本 | 佐藤慎哉(アナログスイッチ) |
演出 | 佐藤慎哉(アナログスイッチ) |
日時場所 | 2023/05/11(木)~2023/05/21(日) 吉祥寺シアター(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
「笑い損ねた日には、ちゃんとしたコメディを。」
2012年に旗揚げ。
「ゆるくて笑えてほっこりする」ワンシチュエーションコメディ劇団。
毎回一つのシチュエーションをテーマに、舞台を作り上げる。
人物の実感から外れることなく、湧き出る感情、人間の可笑しさから観客の笑いを誘う。
観客を笑わせつつも、しんみりさせ、最後にはほっこりと優しい気持ちにさせる作品が多い。
過去の観劇
- 2022年03月18日 アナログスイッチ「白片つぐつぐ」
- 2020年10月24日 アナログスイッチ「みんなの捨てる家。」
- 2019年08月09日 アナログスイッチ「かっぱのディッシュ!」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
明智光秀によって本能寺に追い詰められた織田信長は
「これが最期」と覚悟を決めて目を閉じる。
が、ふと気がつくと冴えないワンルームでひとり
ゲームに明け暮れる田中の隣にタイムスリップしていた…!
偶然にも現代へと時空を超越してしまった戦国武将と、
彼らと共に生活することになった住人たち。
合わないのは時代のせい?個性のせい?
数多の混乱を面白おかしく描く、
空前絶後のシュチュエーションコメディ!
2013年、2018年と上演され好評を博し、
2023年5月アナログスイッチオリジナル企画として
バージョンアップして帰ってきます!
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年05月12日 19時30分〜 |
上演時間 | 130分(途中休憩なし) |
価格 | 5000円 全席指定 |
観た直後のtweet
アナログスイッチ「信長の野暮」130分休無
信長が現代にタイムスリップしてくるシチュエーションコメディ。いや〜めちゃんこ面白かった!笑った!あんまり言うとネタバレになるから言わんけど、上下階のシンクロがすごいなぁ。二度観たら新たな発見あるタイプの芝居かも。大阪公演あり。超オススメ!! pic.twitter.com/w9LOs6vjpD— てっくぱぱ@観劇垢/3 (@from_techpapa) May 12, 2023
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
※メンタル的に厳しくて、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。忘れ去るより、こぼれ落ちる物があっても何かしら残しておきたい故。後々余裕が取れたら、振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。
ストーリー紹介通りのコメディ。再々演との事。吉祥寺シアターに2階建てのアパートのセットに4つの部屋。信長はその肉体が、明智光秀やその他の家臣は、魂だけ令和の世の中にタイムスリップ。それぞれの周りとの出会いを重ねながら、タイムマシンで戻るまでのお話。
それぞれの「移動」の事情を、同じ時間を何度かなぞりながら、それぞれの事情が明らかになっていき、それぞれの事情が分かったところで、元に戻るためのドタバタ展開になっていく。2段の舞台セットでのシンクロした展開が見事。ガハハと笑っていたら、ラストまでなだれ込んだ感じ。
タイムトリップものとして戻る過程を描く設定は沢山あるものの、魂だけ入れ替わるという設定が面白い。それとアナログスイッチらしく、コメディベースのお話しとはいえ、ほろっと泣かされる感覚が良い。グルーブ感完璧な座組だったけれど、織田信長役のspi、田中役の渡辺伸一朗、武田さやか役の雨宮沙月が印象に残り。