<観劇レポート>TOKYOハンバーグ 「へたくそな字たち」
【ネタバレ分離】 TOKYOハンバーグ「へたくそな字たち」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | TOKYOハンバーグ |
回 | TOKYOハンバーグProduce Vol.36 【神奈川公演】 |
題 | へたくそな字たち |
脚本 | 大西弘記 |
演出 | 大西弘記 |
日時場所 | 2023/10/12(木)~2023/10/16(月) ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
劇作・演出を務める大西弘記の作品を上演するために2006年旗揚げ。
現在までの上演作品に親と子。姉と妹。兄と弟。夫と妻といった
血縁・家族関係を主軸に、面々が置かれる環境に
飲酒店、喫茶店、戸建て住宅などのコミュニティに10人前後の人間たちが交錯。作品群の共通項として、派手さはなく、
エキサイティングでも目新しいものもなく、楽しく笑えるようなものも多くはない。ただ、一筋の涙が零れるかどうかといった「心の栄養」をモットーにした、
強い普遍性と現代リアルのバランスを保つ
丁寧な劇作・演出スタイルから舞台側と客席側を繋ぐ。
過去の観劇
- 2021年09月16日TOKYOハンバーグ「朧な処で、徐に。」
- 2020年12月12日TOKYOハンバーグ「最後に歩く道。」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
『先生の家に手紙を送ること』
そんな宿題を教師が生徒たちに出した。すると目が点になっていたり、眉を八の字にしていたり、やる気に満ちていたり、やる気の欠片もなかったり。この学校に通う生徒たちは年齢層が幅広く、恵まれない生い立ちの読み書きできない人たち。
『何日かかっても良いから、自分の字を書くこと』
次に教師がそう言うと、ある生徒が呟いた。『ちゃんと届くかな・・・』
学べなかったことで取り返せない過去があり、生徒たちは自分の書いた字を郵便局の人が読めるかどうか心配でたまらない。『丁寧に書けば、郵便屋さんはちゃんと届けてくれるよ』
そんな教師の言葉を信じる生徒たちは、学びはじめたことで取り戻せる未来もあったりする。昼は職場で汗をかき、夜は教室で字を書き、人生においては恥をかき。
夕暮れ時、彼らは今日も屈託のない笑顔で夜間中学に通う。1989年の弥生、教室の窓から見える夜の運動場
TOKYOハンバーグが何度も織り成す、哀愁人情夜間中学校物語。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年10月13日 14時00分〜 |
上演時間 | 125分(途中休憩なし) |
価格 | 4500円 全席指定 |
観た直後のtweet
TOKYOハンバーグ「へたくそな字たち」125分休無
働きながら夜間中学に通う、字の書けない大人たちの群像劇。面白かった。作品初見だけど劇団のレパートリーだし結構初演は前かな。ストーリーは割と予想出来るけど登場人物たちの解像度がとても高い。良い作品だった。映画化されそうな気も。オススメ! pic.twitter.com/onM7YGR23d— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) October 13, 2023
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
【後日、余裕が出来た時に記載します。】
最終更新日:2023年11月05日 17時30分