<観劇レポート>ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」
ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」
【ネタバレ分離】
どもっ\(´▽`*)。てっくぱぱです。観た芝居の感想です。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
題 | ブロードウェイミュージカル 「キンキーブーツ」 |
脚本 | ハーヴェイ・ファイアスタイン |
演出 | ジェリー・ミッチェル |
日時場所 | 2019/04/16 (火) ~ 2019/05/12 (日)---東急シアターオーブ |
事前に分かるストーリーは?
ホームページには、こんな記載がありました。
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。
従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。
チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…!
観劇のきっかけ
以前から観たいと思っていたミュージカルでした。チケットが即日完売であきらめていました。今回は、当日券でチケットをゲットしての観劇です。
ネタバレしない程度の情報
上演時間・チケット価格・満足度
観劇した日時 | 2019年4月25日 14時00分〜 |
価格 | 13500円 全席指定(当日券) |
上演時間 | 150分(75分-休20分-55分) |
個人的な満足度CoRichに投稿 | ★★★★☆(4/5点満点) |
客席の様子
マチネの公演だったという事もあり、99%は女性でした。スーツ姿の男性は、そりゃ浮きますわ。
観劇初心者の方へ
初心者でも安心して楽しめるミュージカルです。
感想(ネタバレあり)
いつかは「観たい」と思っていたミュージカル「キンキーブーツ」。シンディ・ローパーが楽曲を担当しているのと、よく見かける赤い衣装の写真。それ以外に特に予備知識を入れずに観劇。
ストーリーは、パンフレット・オームページに記載のまま。ミュージカルにもある程度のストーリー性を求めている自分としては、経営危機の靴工場が女装用のブーツを作り出したら再起したっていうストーリーは、ちょっと安直かなぁ、という気はする。ゲイの性癖に対する捉え方とか、「自分をありのままに受け止める」っていうセリフも何だか唐突に出た感がある。その点では、ちょっと肩透かしだったかなぁ、という感触。やはりストーリーと、それに付随する感情とが、どんなお芝居(ミュージカル)にもあって欲しい、という想いが沸き起こる。
加えて、楽曲がシンディ・ローパーだというのも期待していたけれど…思っていたほど耳に残る曲というのはなくて。「MAMMA MIA!」のように、既存のシンディ・ローパーの曲を使うのかな、と思ったけれど、どうやら曲は全て書きおろし。耳に残る曲があったかな…というと、そうでもなく。日本語の訳詞が、んーちょっとなぁ、というのもあるのかもしれないと思ったけれど。
と、ここまで書いてしまうと、面白くなかったという印象だったのかというと、そうでもなくて。衣装…ドラッグクイーンのローラを取り巻く衣装とダンスは、どういう訳か心躍る。ビジュアルとしては、とても楽しい。モブのダンスシーンを観るだけでも、このミュージカルには価値があるのかなと思った。
役者さん。三浦春馬のローラ役は、遠くから見ていても本当に美しくて。登場の度に見とれてしまった。コアなファンの女性たちが客席にいたようで、彼がアップテンポでダンスすると、必ず手拍子が。ロレーン役のソニン。なんか、イギリスの田舎者っていう感じの間抜け感がたまらない。ソニン、テレビによく出ていた時には大好きだったけれど、久々に舞台で見れてうれしかった。ドラッグクイーンのエンジョルスは、本当に凄いなぁ。遠くから見ていると、女性のように見える事も多かったけれど。ラストのダンスで、何人かが通路に出てきて踊り出して、ちょうど私の前だったんだけれど、胸の厚みを出している見せパットみたいなのが見えて、あーこの人、本当に男性なんだ、というのがわかった。
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