<観劇レポート>劇団ドガドガプラス「春琴SHOW!!」
【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 劇団ドガドガプラス「春琴SHOW!!」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 劇団ドガドガプラス |
題 | 春琴SHOW!! |
脚本 | 望月六郎 |
演出 | 望月六郎 |
日時場所 | 2022/01/21(金)~2022/01/30(日) 浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
ドガドガプラスは、2006年に旗揚げして「踊り子女優化計画」を実行中。網タイツで歌って踊って、笑って泣いて汗を流して。先人たちがつくった浅草レビューの世界観を踏み台に、演劇界に新風を巻き起こしているのです。いまはそよ風程度ですが、これを台風にするためにも、ぜひぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします。
事前に分かるストーリーは?
作品ストーリーとは見当たりませんでした。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2022年1月22日 19時00分〜 |
上演時間 | 160分(途中休憩10分含む) |
価格 | 4500円 全席自由 |
チケット購入方法
劇団ホームページからのリンクで、CoRichで予約しました。
当日、受付でお金を支払いました。
客層・客席の様子
男女比は8:2。男女ともに、40代upが目立ちました。
観劇初心者の方へ
観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。
・にぎやか
・エンターテインメント
・ショー
観た直後のtweet
劇団ドガドガプラス「春琴SHOW!!」160分含休10
2年ぶり?嘘だろ。谷崎文学の心得ない私にはちと難しかったけど。なんか観終ってスッキリする舞台。お色気と、ダンスと、見栄と、痛快な舞台。ただただ楽しかった。ドロンジョ様とタキオの歌良かったなぁ。丸山さん古野さんも。チラシスポなく舞台写真。 pic.twitter.com/azCoqBevXp— てっくぱぱ (@from_techpapa) January 21, 2022
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
珍しく、ストーリー記述を見つけられなかったのだけれども。谷崎潤一郎が率いる、谷崎大サーカス。盲目の春琴は、佐助を的に日々出刃打つ。時は戦中。特殊諜報機関の樺島芳子(川島芳子?)が怒論如(ドロンジョ)様で、慕妬(ボヤッキー)と豚顔(トンズラー)も連れている。陸分特務機関は、三人の天使、チャーリーズエンジェルズを谷崎大サーカスにスパイ潜入させる。小説家、高夏は、陸軍の手引きで大サーカスを取材に来るが…。恋は実るのか、誰が見方で誰が敵なのか、春琴は本当に盲目なのか。。。。というのを描いた、セクシードタバタ群像劇・・・だと思う。たぶん。
2007年の「贋作 春琴抄」、2012年「贋作・春琴抄2012」の改訂、再々演とのこと。谷崎潤一郎作品に、殆ど馴染みがない私。正直なところストーリーは、よく分からなかった。ただ、浅草芝居小屋の、あの芝居の雰囲気は健在。客入れ前説で、「2年ぶりの、浅草東洋館」とのアナウンス。え、前回観た「色指南 ~或る噺家の恋〜」から、2年経っているのか…。ホント、コロナのバカヤロウと叫ぶしかない。ドガドガも、コロナ中3回、公演中止があった。
客入れ時のビール争奪戦じゃんけん・・・今回は、消毒済みのポカリスエット争奪戦だったけど・・・もあり。いつものレビューのようなお色気満載の舞台。以前から推しの、古野あきほの春琴と、丸山正吾の掛け合いもいい(急遽の代役、、、というのでびっくり)。石川美樹演じる滝男と、大岸明日香演じる樺島芳子のデュエットがよかったな。あと、早川咲月演じる空カケルと、太立健演じる大杉の、空中ブランコ合戦も印象に残った。
物語があまり理解できなくて、ビジュアルを楽しむ事しか出来なかったけれど。ドガドガが東洋館に戻ってきてくれて嬉しい。最後の掛け声は「ただいま!浅草東洋館!」。観終わった後、肩の荷をおろせたようにスッキリした(一体何の荷物を背負っていたのだろうか。笑)。そんな、楽しい、浅草の舞台だった。