<観劇レポート>20歳の国 「ホテル」
【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 20歳の国「ホテル」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 20歳の国 |
回 | 短編3作品×映像長編 |
題 | ホテル |
脚本 | 石崎竜史(20歳の国) |
演出 | 石崎竜史(20歳の国) |
日時場所 | 2022/05/13(金)~2022/05/24(火) 新宿眼科画廊(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
WHAT IS 20歳の国 ?
2012年、竜史(現・石崎竜史)のソロユニットとして結成。
「モテたい、売れたい、ちやほやされたい」をスローガンに、フリーの舞台俳優のための演劇団体として活動を開始。2016年、劇団化。
誰もが通ってきた「青春」をモチーフにした作品群を多く発表。
今後は青春に限らず、”まいにち”を愛おしむことのできる演劇を創作予定。
2018~2021年、文化芸術による子供育成総合事業の一環として、都立大泉学園高等学校附属中学校「自己表現」クラスを担当。のべ500名の中学生と演劇作品を創作した。
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
『マジック』 -劇場公演-(上演時間 約45分)
“同じ手品は見せられないんです。二度目は見抜かれてしまうから。”
クローズアップマジシャンの男と、結婚式場スタッフの女。
情事と情事のインターバル。
息の合った呼吸でわい談をくり広げる、ロマンスの夜。『コーヒー』 -劇場公演-(上演時間 約45分)
“ひとりで飲むコーヒーがおいしい人は、人生けっこう恵まれてますよ。”
マッチングした男女と、取り残された客室清掃員たち。
よるべなき、束の間のコーヒーブレイク。
時間と空間が奇妙に交差する、出会いの夜。『官能小説』 -劇場公演-(上演時間 約45分)
“官能なんてどうでもいい、私はただ。誰かの心を濡らしたいんだ”
エロを捨てたい小説家と、エロを渇望する編集者。
終わりの見えない低レベルな舌戦。
男二人がさらけだす、性なる夜。
『夜』 -ホテル公演-(上演時間 約100分)
“20歳の国が送る、「あたらしいオンライン演劇」”
同じホテルの同じ夜を舞台にした『マジック』、『コーヒー』、『官能小説』を長編群像劇として再構成。実在するホテルの一室を劇空間に見立てワンカット生配信する、
劇的で、映画的な「夜」。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2022年5月17日 17時00分〜 |
作品 | 「マジック」 |
上演時間 | 40分(途中休憩なし) |
価格 | 3000円 全席自由 |
チケット購入方法
劇団のホームページからのリンクで、CoRichで予約しました。
当日受付で、現金でお金を支払いました。
客層・客席の様子
男女比は5:5くらい。
様々な年齢層の客がいました。
観劇初心者の方へ
観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。
・会話劇
・シンプル
観た直後のtweet
20歳の国「ホテル」の短編「マジック」40分休無
劇団初見。ホテルの部屋を舞台にした小品集のひとつ。ひょんなきっかけで一夜を共にした2人のピロートーク的な。オチ?結局の関係はちょっと意外だった。難解って訳じゃないけど、語感がちょっと難しいかなぁと思い。回想シーンの異儀田さんにドキドキ。 pic.twitter.com/2gIRuSrW1A— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) May 17, 2022
満足度
(3/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
自分なりにまとめたストーリー
上演される、3本の短編の内「マジック」を観劇。
結婚式場に勤める女と、(おそらく)そこに余興として招かれてる手品師の男。ゆきずりのセックスの後、ピロートーク。女は自分の名前にコンプレックスのような何かを持ち、男も過去を引きずっている。既婚者同士の2人の情事のはずが、実は二人とも結婚はしてなかった。ベッドのセットの中に、バスローブ。そんな2人の、セックスの合間の、つかの間のトークを切り取ったお話。
感じた事
劇団初見。「ホテル」に関する、短編の連続上演の中の一本。公演終演後、短編の出演者全員が登場する(らしい)長編が、映像公開される仕掛けらしい。
過去の回想を交えながら進む、男と女の会話。2人とも指輪をしていて、既婚同士の恋愛かと思いきや、実は「結婚したかった」という想いみたいなものを抱えている物語。何の気ない会話と、男の手品から、2人のねっとりした時間が伝わってくる感だった。
言葉が難しいのか、頭の中にすんなり入ってくる事が少ない独特の感覚。この二人の性格を表しているのか、作者の言葉の選択が難しいのか、そのあたりが最後まで分からず、ちょっと引っかかった。