<観劇レポート>鵺的「デラシネ」
【ネタバレ分離】 鵺的(ぬえてき)「デラシネ」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 鵺的 |
題 | デラシネ |
脚本 | 高木登 |
演出 | 寺十吾(tsumazuki no ishi) |
日時場所 | 2023/03/06(月)~2023/03/12(日) 新宿シアタートップス(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
鵺的とは
鵺的(ぬえてき)は脚本家・高木登によるオリジナル作品を上演することを目的とした演劇ユニットです。硬質な物語構造をそなえた劇作を通じて、アクチュアルな題材を悪夢的に描くことを特徴としています。現代社会の歪み、そこを生きる人間の姿、新しい人間関係の在り様など「いま、このとき」を生きる表現者として描くべきことごとを、慎重に大胆に、鵺的は追究していきます。
過去の観劇
- 2024年10月24日【観劇メモ】鵺的(ぬえてき)「おまえの血は汚れているか」
- 2023年12月27日【観劇メモ】鵺的「天使の群像」
- 2022年06月10日鵺的「バロック」(2022年再演)
- 2021年07月02日鵺的(ぬえてき)「夜会行」
- 2019年09月13日鵺的(ぬえてき)「悪魔を汚せ」 ・・・つづき
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
黒いようで白く
白いようで色がなく
濃いようで淡い
どこにでもあるようで
ないような色の
十人の女たち友人の女性脚本家は、シナリオ会議でいつも険しい顔をしていた。自分がまだ駆け出しだった頃だ。
なぜかと聞くと「女だから、娘だからとなめてくるおじさんたちがいるからだ」と言う。>「女だから」という発想がそれまでの自分にはなく、にわかには信じられなかったが、すぐに本当とわかった。ひどく女性蔑視的な男性プロデューサーやディレクター、彼らと戦い、渡りあってきたがゆえに自らがモンスターとなってしまった女性プロデューサー。それまでの人生で出会ったことのない人びとに疲弊し、自分の認識の甘さを思い知らされた。
本作はフィクションで、どのキャラクターにもモデルはいない。だが、あの日の友人の険しい顔を思いながら書いている。たぶんをこれを書く自分の顔も、さぞや険しくなっていることだろう。
主宰 高木 登
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年03月10日 14時00分〜 |
上演時間 | 120分(途中休憩なし) |
価格 | 4800円 全席指定 |
観た直後のtweet
鵺的「デラシネ」120分休無
面白いけど鵺的は人間の裏を描くから胃にくるね。創作人とそれ以外で見える風景全然違うだろうな。生々しい実態なのか創作なのか、でも実事件透けて見え。どこかで見た話の複合っぼくて私にはモーツァルト、笑の大学、GWH辺りが重なる。エグくドス黒いそれら。超オススメ。 pic.twitter.com/NqD89wHqwR— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) March 10, 2023
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
【不調により、記載見送り中。後日、余裕が出たら記載するかもしれません。】