<観劇レポート>演劇ユニット『あやとり』「そこに、いる」
【ネタバレ分離】 演劇ユニット『あやとり』「そこに、いる」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 演劇ユニット『あやとり』 |
回 | 演劇ユニット『あやとり』第2回公演 |
題 | そこに、いる |
脚本 | 森菜摘 |
演出 | 森菜摘 |
日時場所 | 2023/04/13(木)~2023/04/16(日) 小劇場楽園(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
2020年1月に主宰の森菜摘を中心に女性のみで結成。メンバーは、森菜摘、こころ、小高愛花の3名。
全員1997年生まれの若手劇団。
森菜摘が全作品の作・演出を行う。劇団作品は主に「生」と「性」をテーマにしており、繊細かつアグレッシブな表現を用いた作風が特徴である。
2021年10月にはAPOCシアターにて旗揚げ公演『てのあと』(作・演出:森菜摘)を実施。近年では劇場に限らず、能登の保育園で公演を行うなど、地域と演劇の在り方について模索している。
劇団名の“あやとり”の由来は「あなたと私を繋ぐ糸」。演劇を通して様々な出会いが生まれることを祈って名付けた。
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
『おめでとうございます。あなたは選ばれし者です。』ある日突然国から届いた手紙。時は2028年。人類惑星移住化計画に伴い、日本から6名の『選ばれし者』が集められる。誰が選ばれたのかは、国民の誰も知らない。期間は2ヵ月。食べるもの、住む場所には困らず、自由に暮らせる楽園であると伝えられる。更に、任務遂行後に多額の謝礼金を受け取る条件の元、彼らは宇宙へ向かう。宇宙という異空間で様々な背景を抱える6人を待ち受ける運命とはー。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年04月14日 14時00分〜 |
上演時間 | 90分(途中休憩なし) |
価格 | 3500円 全席自由 |
観た直後のtweet
演劇ユニット『あやとり』「そこに、いる」90分休無
団体初見。SFかなぁと思ったら、結果的にはインナーマインドな物語。どこかでみたような感覚の物語ではあるものの、割と楽しめた。役者さん一人一人が上手い。ダイアログが続くので、もう少し変化あると嬉しいかなぁ。オススメ。 pic.twitter.com/0rzPevMhQV— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) April 14, 2023
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
※文章書くのが不調で、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。後々振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。
近くの惑星のコロニーみたいなところ。「選ばれた人たち」が、外の空気を「吸う」時間を長くしていくことで、その地に住めるかテストをしている。ただ、集まった人々は一癖も二癖もある、どこか世捨人てきな面々。この人達は本当に選ばれた人なのか、という物語。
SFかな、と思いきや、最終的には「身寄りのない人が騙された集められた」という事が分かる。SF的な作り込みというより、どこかインナーマインドなお話に落ちていく。・・・その意味ではどこかで聞いた事があるような話ではあるものの、それぞれの事情を抱えた人々の演技が巧みで面白い。もう少しSF的な物語を、しっかりと描写して落してほしかったようにも思う。宇宙食が、妙なリアル感があって印象的。