<観劇レポート>KOKAMI@network「ウィングレス(wingless) ー翼を持たぬ天使ー」
【ネタバレ分離】 KOKAMI@network「ウィングレス(wingless) ー翼を持たぬ天使ー」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | サードステージ |
回 | KOKAMI@network vol.19 |
題 | ウィングレス(wingless) ー翼を持たぬ天使ー |
脚本 | 鴻上尚史 |
演出 | 鴻上尚史 |
日時場所 | 2023/05/01(月)~2023/05/21(日) 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
鴻上尚史が、さまざまな人たちと出会い、公演するために作ったユニットです。
毎回、メンバーは違います。鴻上の作・演出(場合によっては、演出のみ)で、サードステージが制作するプロデュース・ユニットと言えます。
過去の観劇
- 2021年05月28日六本木トリコロールシアター/サードステージ 「アカシアの雨が降る時」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
人間の女性に惚れて天使をやめた元天使は、失恋し、もう一度天使に戻りたいと神様に頼み込む。が、神様は「一人の人間を本当に救ったら、天使に戻す」という条件を出した。かくして、元天使は、「天使本舗」という会社を作り、人間達の救済に乗り出す。が、人々の悩みを解決しても、「本当に救う」ことにはならないと神様はいう。そんな時、元天使は夜の公園で小学三年の麻衣と出会う。彼女の母親は、スピリチュアル的陰謀論の「宇宙の声」にはまっていた。かくして、麻衣を救うために、元天使は「宇宙の声」代表の神山秀雄と戦い始めた。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年05月03日 14時00分〜 |
上演時間 | 130分(途中休憩なし) |
価格 | 9000円 全席指定 |
観た直後のtweet
KOKAMI@network「ウィングレス(wingless)ー翼を持たぬ天使ー」130分休無
面白かった!久々に鴻上作品でハマり切れたなw。骨格はヴェンダースだし、天使は瞳を閉じて、だけど、お話は違う。分かりやすくハートフルではあるけど、色んなことを考えさせる。渡辺いっけいさんが凄いなぁ。オススメ!! pic.twitter.com/jxk7EOtxL4— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) May 3, 2023
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
※文章書くのが不調で、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。後々振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。
ストーリーだけ読むと、「天使は瞳を閉じて」のアナザーストーリー的に見えるが、設定は似ているものの、まったく別の話。一度天使になった元天使が、人を救う、って言うのどういう事?というのをもがく話。
鴻上尚史の戯曲の中で、はじめて子役が登場した作品らしい。それもあってか、話はハートフル寄りだったけれど、作品としては面白い。私には珍しく、一度も時計を見なかった。
新興宗教とかのテーマは、鴻上戯曲では割とよく出て切るけれど、安倍晋三襲撃事件に端を発した統一教会の問題など、背後に社会的な問題を感じられるのも良い。