【観劇メモ】激団リジョロ「ライダー」

#激団リジョロ

【ネタバレ分離】 激団リジョロ「ライダー」の観劇メモです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名激団リジョロ
激団リジョロ創立25周年記念公演第一弾 第37回公演
ライダー
脚本金光仁三
演出金光仁三
日時場所2024/04/12(金)~2024/04/21(日)
シアターシャイン(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

ハードコア集団 激団リジョロは
団長・金光が関西学院大学演劇サークル“Something”から独自の
ユニットを経て“RIGOLO=笑われ者”をコンセプトに1998年5月、大阪で岩森康子と共に立ち上げたのがその始まりである。
大阪で2公演を上演後に東京へ進出。一旦活動を休止し、金光は劇団オルガンヴィトーへ入団。不二稿京に師事し、アングラ演劇を
学ぶ。

“ハードコア”を軸に据えた金光はその後TV・映像を経て、盟友の
こんどうひろことリジョロを復活。#3「CRONO」を上演、2005年>2月、#4「パレード」で本格旗揚げを果たす。

#4「パレード」で船出を飾ったリジョロは#5「DIVE」で役者の限界の極致を披露。シャウトとライブを融合させたハード過ぎるそのステージは大きく物議を醸す。その後も舞台のみにとどまらず、映像・バンド活動などハイペースで上演を重ねたリジョロは2008年2月、“激団リジョロ”に改称。

“ハードコア”と呼ばれる
第18回下北沢演劇祭に参加した#9「PROTO」ではステージに激団のバンドをビルトイン、ハイスパートで展開する役者のステージとSEを含むALL生演奏で観客の度肝を抜く。

シャウトな台詞とスピード感溢れるステージ展開は次第に評価を高め、極限の心理を描いた#12「クラウド・エンド」では2009年シアターシャイン下半期演劇奨励賞・優秀作品賞を受賞。以降、#13「ROMEO」、#15「PARADE」で3期連続受賞の快挙を果たす。

更にタイニイアリス進出作品#11「アルケー/テロス」、#14「ブルッシー」が高い評価を受け、2011年10月、アリスフェスティバル参加作品、#16「アルケー//テロス 」を披露。冒頭20分に渡るノンストップアクションで役者の限界に迫る圧倒的なステージを展開し大絶賛を受ける。

激団リジョロの大攻勢
#16「アルケー//テロス」の出演者が公演後に正式加入、キャスト・スタッフ合わせて18名の新体制となり勢力を更に拡大。

その第1弾として全国演劇ストリートプロジェクトを立ち上げ、斎藤、加藤、たじり、サンコン、小中によるユニット”STRiots(ストライオッツ)”を結成。
2012年4月1日から42日間、日本全国の路上で裸一貫無一文のゲリラ演劇を展開。
実に総走行距離11,716km、計76公演、総観覧者数12,000人の全国制覇を成し遂げる。

また、アドリブイベント「Ⅱ‐Bass」も好調。1対1の役者の演技対決形式で好評を博し、これまで9回の開催を重ねている。

夏の公演#17「ブルッシャー」では下北沢に再進出。劇場内に大阪城公園を再現しホームレスの実情を痛烈に描き、激団最高動員数を記録。立て続けに12月には2年連続でアリスフェスティバルに参戦。
#18「クラウド・エンド・オルタナティブ」を発表しハードコア演劇の真骨頂を見せつける。

2013年5月には激団初のロングラン公演#19「DRYuuuu!!!」、更に12月には3年連続のアリスフェスティバル参加作品#20「Lamp Light」が控えている。

スタッフワーク全体を自らでこなし、舞台に生命を吹き込む、稀有な団体でもある激団リジョロは、数多ある劇団に蹴りを入れ、強烈なライブステージで観る者の心に大きく切り込んでいく
今、最も熱い“激”団である。

激団リジョロ

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

2025年、少女ジーノは父と星を見るために山に来ていたが、そこで流れ星のように落ちた光に導かれ、“ツーリスト”ダルトンと出会う。彼は彼女の事を“スターゲイザー”だと告げ、宇宙の旅へと誘う。彼女は夢のような話だと喜んだが、父の呼ぶ声に我に返りいつかその時が来ればと約束をし、別れた。
それから程なくして、地球はAIによるシンギュラリティの到達を突如として迎える事となる。
科学者達は地球最高の頭脳を持つAI、サニーを産み出した。そして地球はサニーの力で世界統一を成し遂げ、更なる文明レベルの向上を求めていく。彼らはニューブリードと名乗り、トランスヒューマニズムを推し進め、機械と人間を融合させた強力な軍事力を産み出し、人類を掌握。感情を奪われた人間達はサニーの創造する世界へと向かっていくこととなる。
しかし、その意志に反した人間達は抵抗を続けていた。ジーノの父もその一人だったが、やがて凶弾に倒れてしまう。AI社会の圧倒的な進化スピードになす術が無く、20年もの歳月が流れたが、反体制側に救世主が現れる。ジーノは成長し“死なない戦士”として父の意志を継ぎ、AIの戦力を前に神がかりな力で連戦連勝を続けていた。一気呵成にAIの破壊を試みた彼女だったが、そこには幼少の頃出会ったダルトンが囚われの身となっていた。
目論見がばれ、窮地に陥る寸前でジーノとダルトンは宇宙へと脱出するのであった・・・

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2024年04月12日
14時00分〜
上演時間135分(途中休憩なし)

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

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