【観劇メモ】範宙遊泳「心の声など聞こえるか」
【ネタバレ分離】 範宙遊泳「心の声など聞こえるか」の観劇メモです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 範宙遊泳 |
題 | 心の声など聞こえるか |
脚本 | 山本卓卓 |
演出 | 山本卓卓 |
日時場所 | 2024/07/06(土)~2024/07/14(日) 東京芸術劇場シアターイースト(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
範宙遊泳
Theater Collective HANCHU-YUEI
2007年より、東京を拠点に海外での公演も行う演劇集団。すべての脚本と演出を山本卓卓が手がける。
構成員は、山本卓卓(代表・劇作家・演出家)、埜本幸良/福原冠(俳優)、たかくらかずき(アートディレクター)、川口聡(ライター)、坂本もも(プロデューサー)の6名。
現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。生と死、感覚と言葉、集団社会、家族、など物語のクリエイションはその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。
近年は舞台上に投写した文字・写真・色・光・影などの要素と俳優を組み合わせた独自の演出と、観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本で、日本国内のみならずアジア諸国からも注目を集め、マレーシア、タイ、インド、中国、シンガポール、ニューヨークで公演や共同制作も行う。
『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。
『うまれてないからまだしねない』で第59回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。
『その夜と友達』で第62回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。
『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞受賞。
過去の観劇
- 2023年08月02日範宙遊泳「バナナの花は食べられる」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
「キミがどんなに世界に軽蔑されても、ボクはキミを軽蔑する世界のほうを軽蔑するし、してきた。」
第66回岸田國士戯曲賞受賞作『バナナの花は食べられる』で描いた“人情”のその先、“愛”のフェーズ━━━
本作をもって劇団公演では作家に専念すると宣言した山本が最後に演出を手掛けるのは、2021年に書き下ろした“愛”の戯曲。
炎上して社会的制裁を受けたコメンテーターの夫を演じるのは、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』(福原充則演出)、ロロ『BGM』『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』(三浦直之演出)など、劇団外でも様々な世界観の中で新境地を開拓し続けている福原冠。
隣人のゴミ捨てに異様な執着をみせるその妻に、演劇ユニット・モメラスのメンバーであり『バナナの花は食べられる』(2021.2023)や本作初演(2021)に続く範宙遊泳出演となる井神沙恵。
隣人トラブルや夫婦間のささいなすれ違いに悩みながら新築の隣家で暮らす若夫婦に、多彩な小劇場演劇に参加し自身でも演劇とダンスの間の表現を探究し創作を行っている石原朋香と、「三転倒立」所属、演劇ユニットせのび、ザジ・ズーなど今もっとも勢いのある最若手劇団に出演歴を持つ狩野瑞樹。
そして夫婦を執拗に追いかけるパパラッチを、作・演出の山本卓卓が自ら演じます。
音楽を手がけるのはミュージシャンの曽我部恵一。お互いの創作物のレビューをしあう機会に恵まれ、あいだに作品を挟んでの交流から、初めての共作へと発展します。
隣接する2つの一軒家に暮らす2組の夫婦。ゴミ捨てをめぐるご近所トラブルから見え隠れする、それぞれの秘密や亀裂。
夫婦という最小単位のコミュニティから日本社会を浮かび上がらせ、罵倒や暴力の先にある人間の優しさと愛を描く本作に、どうぞご期待ください!
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2024年07月12日 19時00分〜 |
上演時間 | 115分(途中休憩なし) |
価格 | 4000円 全席自由 |
観た直後のtweet
範宙遊泳「心の声など聞こえるか」115分休無
団体2作目。昨年の「バナナ…」がスマッシュヒットだったからなぁ。期待しすぎたかなぁ。正直ピンと来なかったら。解釈は出来たけど、そんなに回りくどく言わんでも、と思ってしまった。演劇としてはしっかりしてるけど。何も感情が湧いて来なかった。 pic.twitter.com/3ECvf1tbe2— てっくぱぱ (@from_techpapa) July 12, 2024
満足度
(3/5点満点)