【観劇メモ】ド・パールシム「斜陽族」

#劇団ド・パールシム

【ネタバレ分離】 ド・パールシム「斜陽族」の観劇メモです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名ド・パールシム
ド・パールシム#1
斜陽族
脚本新井孔央(ド・パールシム)
演出新井孔央(ド・パールシム)
日時場所2024/12/05(木)~2024/12/08(日)
OFFOFFシアター(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

新井孔央(脚本家・演出家)と草加陽子(俳優)による演劇ユニット。
2023年に東京大学で旗揚げ。
人間の逃れられない自意識と、最低で切実な性愛を
緻密な会話だけで描く。

ド・パールシム

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

人類が滅亡するらしい。それまでの数ヶ月。絡みあった性愛と欲望……

〈あらすじ〉
今年の冬に人類が滅亡するという予言がオカルトの界隈で流行していた。自堕落な生活を送っていた池田ひばりは、友人の彼女と浮気をしていた。その浮気を知ったその友人は、ひばりを責めるどころか、滅亡するまで一緒にアダルトビデオを作らないかと言ってきた。ひばりは滅亡なんてどうせくだらないと思いながらも、別に他に何もすることがないからと、友人の誘いにのり、共にアダルトビデオを作ることになる。彼らの身勝手で欲望に塗れた行動によって、人間関係は絡み合い、そして崩壊へ進んでいく。

〈コメント〉
いよいよド・パールシムは下北沢に進出します。この下北沢の地で自分たちが今まで団体として追求してきた「若者の自意識の行き着く先」というテーマを色濃く描くことができ、非常に嬉しいです。
『斜陽族』は、社会への希望を感じることができず、孤独で無力だと感じながら生きている私たちの、人間の内にある欲望やエゴイズムを感じることができる作品だと思います。最低で非倫理的で、欲に塗れた人々による会話で構成される本作品ですが、きっとそこには人間の生きる上で大切にしなくてはいけないもの、切実に感じているのに無意識に封じ込めているものが沢山あって、そうゆうものをダイレクトに感じられる作品です。そんな本作品を通じて、少しでも人間のことを好きになってもらえることを願っています。(作・演出 新井孔央)

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2024年12月06日
14時00分〜
上演時間120分(途中休憩なし)
価格3300円 全席自由

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。